社会人1年生の娘が帰省しました。帰省の時には家族で小旅行に出かけてますが、今回はまだ行ったことが無いということでのでマイカーで下北半島、仏ヶ浦や大間の日帰り旅行に行ってきました。青森を旅する時の参考になれば嬉しいです。
















今回のルート
むつ湾フェリーは津軽半島の蟹田と下北半島の脇野沢間を60時間、1日2往復しているフェリーです。
下記は2025年の時刻表です。運航期間は4月21日~11月5日で冬季は休業です。また運航休日があるので注意が必要です。
脇野沢行き | 蟹田発 | 脇野沢着 |
1便 | 9:20 | 10:20 |
3便 | 14:00 | 15:00 |
蟹田行き | 脇野沢発 | 蟹田着 |
2便 | 10:50 | 11:50 |
4便 | 15:30 | 16:30 |
9時20分のむつ湾フェリー脇野沢行きに乗船するために6時起床で7時に黒石市を出発した我々は東北自動車道の黒石ICから青森ICを経由して8時ごろには蟹田港に到着。乗船手続きを終えて8時40分ごろには乗船する車の列に並びました。脇野沢までの料金は下記の通りです。クレジットカードは使えません。現金のみでした。
- 車両4m以上 5m未満(セレナ) 11,100円
運転手1名の乗船代含む - 2等旅客片道 1,950円
運転手以外の乗船者 3名分 合計5,850円 - お支払い総額 16,950円
9時20分定刻に出発しました。脇野沢には10時20分着予定です。確かに陸路で行くよりはそれなりの費用はかかりますが、きれいな海を見れて時間も短縮できます。運が良ければイルカにも遭遇できるかもしれません。この日は出会えませんでしたが5~6月ごろは高確率で出会えそうです。お盆前の3連休とあって結構な人数が乗船しておりました。




10時20分に脇野沢に無事到着した我々は国道336号を佐井村目指して北上しました。下北半島は斧の形をしておりますがその刃の部分になります。国道は山深く蛇行の激しい一本道なので結構運転も大変です。
途中仏ヶ浦に徒歩で行くことができる駐車場もあります。かなりの高低差がありますので行きはゆっくりで下り15分、帰りはかなりの急こう配の上りでゆっくり歩いて30分ぐらいを上ることになると思います。ここから行けば費用はかかりませんが五十代の夫婦にはかなり厳しい。
我々は迷うことなく津軽海峡文化館アルサスから出発している遊覧船で行くことを選択。仏ヶ浦駐車場は通り過ぎでその先1.7㎞にあった展望台のある駐車場で写真だけを撮りました。

お昼時になりつつありますが脇野沢港から約1時間 42kmほど北上したあたりにはウニ丼が食べられる「ぬいどう食堂」があります。
営業していればここでおいしいウニ丼を食べたいと思ったのですが残念ながらその日はお休みでした。また向かい側には仏ケ浦ドライブインというお店でもウニ丼食べられますがこちらは多くのお客様で並んでいたので断念。遊覧船の発着港前の津軽海峡文化館アルサスアルサスへ直行しました。
写真は2019年に食べたぬいどう食堂のうに丼の写真です。

佐井村アルサスで遊覧船チケットを購入&お昼ご飯
おいしいウニ丼を食べたいと思っていたので全員ウニの口になってましたが、まずは仏ケ浦遊覧船の時間とチケットを購入しなければということで佐井村の遊覧船発着地であるアルサスへ到着してチケットを購入。14時発で往復3000円/人でした。4名分 合計12,000円。 ここもクレジットカード使用不可 現金のみとのことで手持ちの現金があといくらあるかなと少し心配になりつつも、ちゃちゃと支払ってお昼ご飯調達へ。
ウニ丼を求めてアルサス2階にある食事処まんじゅやへ行ってみると行列! お昼時ですから仕方ないよね。14時出発だから時間も無いし断念。アルサス前のテントで何か売ってたのでそちらへ移動。Food Corner ちょこっとというお店がありました。特設テントでは大間産マグロの串焼き(1本500円)を売ってたので購入。お店の中ではウニのおにぎり「ウニぎり」なるものが1個700円で売ってましたのでこちらも購入。注文してから握ってくれるシステムのようでした。





小腹を満たし、いざ仏ケ浦へ
ウニびりは握りたてでとても美味しくいただきましたが、もう一個ぐらい食べれたかな。でも1個700円だと考えちゃう。鮭とか他のおにぎりも売ってました。こちらは200円だっかかな。大間産の本マグロのマグロ串もめっちゃ美味しい。1本500円はかなり安いのではいかな。無事になんとかウニの口になった昼食を何とかクリアして、14時に遊覧船に乗船しました。
仏ケ浦までは14時30分到着。現地に上陸し30分後の15時に再び佐井に受けて出発するながれです。暑い日でしたが船が動き出すと風があり涼しく揺れもそれほどありません。到着した仏ケ浦の船着き場の海の色はマリンブルーで小さいお魚もいて、まるで南国のリゾート地にいるような気がしました。自然にできた岩壁や波に浸食された水辺の岩々に感動した探索時間30分はあっという間に過ぎ去り、もう乗船の時間です。置き去りにされたら大変なので急いで乗船。




大間でマグロ丼を食べたかったが…
仏ケ浦から無事帰還し、再び車に乗り込み本州最北端の大間岬をめざしました。佐井から大間岬までは訳15km 20分少々と近いです。 下北半島を走っていると自動車のナンバーは半分以上が県外ナンバーのような気がします。
さっきはウニのおにぎりとマグロの串焼たべましたが大間岬に来た我々の口はマグロの口になってました。マグロ丼が食べたい!ということで大間岬の食堂をのぞいてみると長い行列が! 時間も15時近くということで終了したお店も多く、ここでマグロ丼を食べることを断念。途中のどこかで食べようということになりました。


下風呂の食堂で無事に海鮮丼を食べる
大間からむつ方面へ約19㎞ 20分ぐらい車を走らせると風間浦の下風呂温泉があります。ここにあるあさの食堂では海鮮丼が食べられるようで、幸いまだ営業中のようでしたので立ち寄りまして無事においしいどんぶりをいただくことができました。


食堂の向かい側には海を眺めながら温泉に入れる「海峡の湯」があります。銭湯感覚で気軽に入れる立ち寄り温泉なのでおススメです。お隣のホテル三浦屋もとてもいい温泉で何年か前に泊ったことがあります。冬のアンコウ鍋が有名なので今度はアンコウ目当てに来ようかな。